おはヨシキリザメ!サメ社会学者Rickyです!
先日、いつもお世話になっているシャークジャーナリスト沼口麻子さんのサメ談話会に参加してきました!
コロナの影響で対面で生き物好きの方と会う機会が減っていて何かと気が滅入りがちなので、こうしたイベントが定期的にあるのは大変ありがたいです。
今回は特定のサメについて学ぶ会ではなく、サメの歯を使ってアクセサリーを作るハンドメイド会でした。
ハンドメイド作品を作る方であればお馴染みであろう金具やビーズなどにレジンでサメの歯をくっつけて、世界に一つだけのオリジナルサメグッズを作成します。サメの歯を上顎と下顎にきちんと分けて下さっているのは有難いですね。
なお、サメの歯は薄い肉に埋まっているような状態で緩くしか顎にくっついていないので、頭を茹でたりすると顎から外れてバラバラになります。顎骨や頭骨の標本を作る際はこれがデメリットになり、面倒でもカッターなどで肉を丁寧に取り除いて標本を作る必要がありますが、歯だけ個別に取り出したい時は逆に利点になります。
今回は使わなかったですが、こんなものもご用意いただきました。
標本を作る方であれば一目見て分かると思いますが、これはサメの脊椎骨です。正確に言えば、アオザメの尾鰭の脊椎です。これでネックレスを作れば『シャーマンキング』に出てくるような呪術師になれそうですね・・・。
さて、そんな中で僕が作ったのがこちら!
ヨシキリザメの歯を使ったキーホルダーです!
ヨシキリザメの英名はBlue shark。光沢感のある背中の青色が非常に美しいサメなので、青いキラキラを散りばめてみました。また、上顎歯と下顎歯で歯の形状が異なるので上側に上顎歯、下側に下顎歯をレジンで固めています。
他の方もそれぞれ素敵なアクセサリーを作っていました。
一つだけ明らかにサメの歯ではなさそうな細長いものがありますが、これはネコザメの棘です。ネコザメは背中に鱗が変形してできた棘(トゲではなくキョクと読みます)を持っており、それをレジンでネックレスにくっつけたそうです。
ちなみに、アクセサリー作成だけでは物足りないのか、子供たちは会場のホワイトボードでサメの絵を描いていました。
2月に出展する予定だったイベントが中止になったりして生き物好き仲間と関わる機会が減ってしまっていたので、こうしたイベントで息抜きができて本当に良かったです。
皆さんもサメの歯をお持ちであれば、世界に一つだけのオリジナルサメグッズを水から作ってみてはいかがでしょうか?
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