| 邦題 | ビースト・オブ・ウォー 絶海・殺戮 人喰いサメ地獄 |
| 原題 | Beast of War |
| 公開年 | 2025年 |
| 監督 | キア・ローチ=ターナー |
| 出演 | マーク・コールズ・スミス / ジョエル・ナンカービス / サム・デリッチ |
| 制作国 | オーストラリア |
| ランク | 準A級(世間的にはB級だが個人的にはお勧めしたい。) |
| ストーリー | ★★★★☆ |
| 演出や絵作り | ★★★★☆ |
| サメの造形 | ★★★☆☆ |
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あらすじ
第二次世界大戦下の1942年。オーストラリア軍の新兵を乗せた軍艦が、インド洋のティモール海での航海中に零戦の奇襲を受けて撃沈する。
生き残った新兵レオとその仲間たちは、海面に浮かぶ残骸や物資をかき集め、救助が来ることを待つことに。
しかし、そこに血に飢えた巨大ホホジロザメが現れ、仲間が次々に襲われてしまう。さらに、喉の渇き、精神的不安、そして日本軍の攻撃が、彼らを追い込んでいく・・・。
逃げ場のない絶望的な状況で、レオたちは生きて帰ることができるのか?
これ以降の記載は映画の重要部分についてのネタバレを含みます。鑑賞前にネタバレを知ってしまったことに対する責任は一切負いかねますので、予めご了承ください。
見どころ・ツッコミどころ
戦争×サメの漂流系サメ映画
オーストラリア発の漂流系サメ映画です。
沈没した軍艦の生存者がサメに襲われるという設定と、冒頭に「Inspired by actual events(実際の出来事にインスパイされた)」と字幕が出ることから、インディアナポリス号沈没のことが頭に浮かぶ人もいるかもしれませんが、実際はオーストラリアの掃海艇アーミデールが元ネタだと思われます。
そんな本作では「殺戮」や「地獄」など禍々しい言葉が邦題に添えられている通り、異界で悪魔に襲われるような不気味さやグロテスクさ、過酷さがよく表現されています。
冒頭ではレオたち新兵の訓練シーンが描かれ、だいたいのキャラクターや関係性が分かってきたところで、場面がいきなり飛んで軍艦内へ。そしてあっという間に沈没し、一気に漂流物語がスタートします。
彼らが漂流する海には霧が立ち込めており、先がほとんど見通せません。この情景により、陸から遠い大海原で置き去りにされたというより、異世界に迷い込んでしまったような不安が強くなります。
そしてそこで登場する巨大ザメ。モーターボートについての会話が始まったので「ああ、誰かがボートまで泳ぎに行って食べられるのかな」と思いきや、前のめりで襲ってきて兵士を引きずり込んでしまいます。
このサメの醜悪な顔つきや傷だらけの体がどこかゾンビ染みており、怪物的な側面が強調されているように感じました。襲ってくるときも、ほとんど常に白目をむいています(ホホジロザメは噛みつく瞬間に眼球を反転させるので再現としては正しいのですが、それにしても・・という感じです)。
サメに食いちぎられた胴体と内臓が見えるスプラッターな描写も、サメの凶悪性を煽ってきます。
その後も壊れたサイレンの音が不気味な唸り声のように響いたり、霧の向こうからゼロ戦や日本兵が現れるなど、なんだか地獄や亡霊を彷彿とさせる描写が続きます。
このように、単純な”サメの恐怖”や”戦争の過酷さ”とも違う、独特の世界感が作り上げられているのが本作の魅力だと思います。オーストラリア軍人がメインキャラクターという珍しい設定も相まって、類似作品の中に埋もれがちなサメ映画の中では、オリジナリティが光っているように感じました。
その他見どころや豆知識
- 本作の主人公レオが人種差別的な扱いを受けるシーンがありますが、演じたマーク・コールズ・スミスはアボリジニ家系の出身です。
サメに関する解説
サメの造形
作中で明言されている通り、登場するのはホホジロザメです。
三角形の大きな歯、尖った吻先など、ある程度の特徴は抑えられていたと思います。
ただし、本作のサメは実際のホホジロザメに比べてやや吻が短いつぶれ気味な顔つきに見えました。また、第一背ビレに関しても本来のものより幅が狭い、細長い形状をしていました。
また、先述の通りゾンビを彷彿とさせる見た目をしています。作品の雰囲気に合うという点では良質ですが、リアリティはやや欠けていると言えるでしょう。

サメの行動
本作のホホジロザメが執拗にレオ達を襲ってくることについて「何で周りの死体を食べないんだ」「生きているエサがいいんだろ」と話すシーンがあります。
確かに音などの刺激が生きている人間に興味を持たせる可能性はありますが、基本的には楽に食べられる死体の方から先に食べ始めると思われます。実際にインディアナポリス号が沈没した際も、集まって来たサメたちは最初に死体を食べていたようです。
また、本作に登場したのは一尾のホホジロザメだけでしたが、実際にはもっとたくさんのサメが集まってきてもおかしくありません。
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